ルフィーの麦わら海賊団、狙撃手ウソップ。
大砲で船を沈め、パチンコで敵の旗を打ち抜き、超長距離から見えない標的を撃つ…。
最近では見聞色の覇気に目覚めたと思しきシーンも出てきました。
射撃の天才ウソップ。
やるときはやる男、ではあるものの、格闘能力が弱い…というか周囲が強すぎて、バトルシーンでは残念ながら目立たないことも多々。
しかしよくよく見返すと、やはり天才は最初から天才でした。
出会ったばかりのウソップ

ウソップはルフィと出会ってそうそう、類まれな「狙撃手」としての実力を見せています。
警備員をよけ、倒れそうな体勢からの一撃です。
普通、体幹が崩れた状態ではまともに狙いをつけることすらできません。それを命中させている。
出会ったときから、すでに達人です。

ボロボロになって倒れ、立てなくなってからの一撃です。
距離もけっこうありそう。
相手の気がそれているときに、背後からとはいえ、こんな状態での強烈な一撃。
やはり最初から、類まれな精神力を身に着けていました。

乗ったばかりの船で、練習も調整もなしで一発で標的に当ててしまいました。
大砲は反動も弾道もパチンコとまるで別物。初見の武器で一発命中は、もはや射撃のセンスが人間の域を超えています。

村人が殺されそうなのを見かねて、アーロンに一撃を見舞ったウソップ。
え?こんなヒモ人間になるような遠距離から、パチンコで命中させたの?
パチンコの弾は銃弾と違って風の影響をモロに受けます。この距離で狙って当てるのは、風と重力を完全に計算に入れているということ。

さすがのウソップも、的を外すことはあります。
しかし暴風雨の中、しかも普段打たない卵を打ってのことです。
ただしこれは、結果的にライオンが卵に注意をそらすことができ、目的は達しています。
アラバスタでも天才ウソップ

走るカルーに乗っての射撃です。相手に避けられていますが、逆に言えば「避けなければ当たっていた」。
自分も相手も動いている状態での命中コース。二重の偏差射撃です。

同じく、カルーに乗っての射撃。ここでも当てています。
乱戦の中で仲間を避けて敵だけに当てる精度。冷静さが異常です。

全身の骨にひびが入った状態で、今まで練習したことはないであろう、チョッパーの角+金づちの組み合わせで、見事敵に命中させる。
即興の武器で当てるということは、「飛ばす」行為そのものへの感覚が天才的だということ。道具を選ばない。

大砲一発で敵船を撃沈。
揺れる船の上から、揺れる的に一発。しかも船の急所を正確に撃ち抜いています。
空島でも射撃の天才ウソップ

空島で腰から発射するワイヤーロープ。
これもまた、ジグザグな不可解な動きをした上で、標的にきっちりからませる。
手慣れたパチンコのみならず、大砲やワイヤーロープも、ろくに練習せずに一撃必殺の超絶な才能。

相変わらず、こんな遠くからでもパチンコを当てます。
空島は空気が薄い。弾道の計算が地上とまるで変わるはずなのに、もう対応している。

こんな波の中でも、なんと当ててしまうウソップ。どうなってるの?
足場が上下する中で照準を合わせるということは、波の頂点で撃つタイミングまで体で掴んでいるということです。
やっぱり天才そげキング

ルフィとの決闘を経て、顔を見せられなくなったウソップが「そげキング」として再登場。
しかし被り物をしても、この男の射撃は隠しようがありません。

ウソップの武器は射撃であるため、弾薬の新規開発に余念がありません。
ウソップが飛ばした弾をルフィが殴ると、上記のように…。
この開発力もまた、ウソップが恐ろしい人材である要因の一つ。
「当てる技術」だけじゃない。「何を当てるか」まで自分で設計できる狙撃手は、ONE PIECEの世界でもウソップだけです。

パチンコでどうして三連発できるのか…。
技術によるものなのか、弾薬開発の成果なのか、どちらにせよ、常人ではない。

望遠鏡を使わねばはっきり見えない距離。強風の吹く中、次々命中させ、ロビンのピンチを救う。
敵自身が「この距離で寸分狂わず狙ってるのか」と驚愕している。相手の実力者に恐怖を与える狙撃。これがウソップの到達点です。
漫画とはわかっていても、鳥肌モノ。

まあ狙撃手ですからね。
相手がそれ相応の実力者で、「撃ってくる」とわかっていれば、なかなか当たりません。
ただこの先、相手が避けることまで計算に入れて相手に的中させられる技術を手に入れる。
ウソップの射撃はここからさらに進化します。