宇宙世紀ガンダム最強パイロットはだれか?主人公8人を比較考察
宇宙世紀ガンダムの主人公パイロット8人の中で、最強はだれなのか。筆者なりに比較考察してみます。
ニュータイプ能力も「パイロット」技能に含めます。
ただし、「パイロット」に関連した能力に限定します。「パイロット」に関連しないとみなす例は、たとえば巨大化(ジュドー)や「俺の身体をみんなに貸すぞ!」(カミーユ)です。
アムロ・レイ
超常現象を引き起こすカミーユやジュドーに比べると、「ニュータイプ」の力は目立ちません。しかしそれはあくまでも、カミーユやジュドーと比較した場合の話であり、アムロもかなりのニュータイプです。そしてパイロットとしては、間違いなくこの人が最強のレジェンドです。
パイロットをなるべく殺さないように戦えるのは、宇宙世紀ガンダムでは彼だけでしょう。
ガンダムSEEDのキラもできますが、別世界の話です。
というわけでアムロが最強。これでは話が終わってしまいます。
序盤では「ガンダムの性能をあてにしすぎる」とはいえ、最初からシャアと渡り合ってきました。並のパイロットであれば、たとえガンダムでもシャアやランバ・ラルに落とされていたでしょう。
彼にはさまざまな武勇伝があります。
- 発射された核ミサイルの弾頭を爆発させずに切り落とす
- 「俺を踏み台にしたぁ!?」
- アムロ一人でやったわけではないものの「き、傷ついた戦艦一隻にリック・ドムが12機も?ば、化け物か」
- NT同士(シャア)ですら信じられないほどの超遠距離射撃
- ブラウ・ブロやエルメス、ジオングのオールレンジ攻撃を避けるのみならず、撃ち落とす
- 「Zガンダム」でカミーユを驚愕させた「アムロさんはランドセルだけやるのか!」…しかもMS操縦復帰直後
- 「逆襲のシャア」でNT用機体を操るシャア、ギュネイを相手に、リ・ガズィで渡り合う。他の熟練パイロットがリ・ガズィに搭乗したときには、ギュネイに対して手も足も出なかった
カミーユ・ビダン
最初からNT能力の高さが目立ちますが、「人の意志を吸い込んで自分の力に出来る」Zガンダムに乗る前から、ジェリドやライラのような訓練を受けた軍人と渡り合えるパイロットセンスを持っていました。
ヤザンを破ったのは「遊びでやってるんじゃないんだよ!!」の場面で、ライザーソードよろしく突然ビームサーベルが巨大化する反則技でした。ただ、これは戦闘へのNT能力の活用とみなしてよいのかどうか、判断が難しいところです。
ジュドー・アーシタ
戦争に参加したという感じではありませんが、実質の遊撃部隊として歴戦の猛者どもと渡り合い、最後に敵軍最強の駒であるハマーンを一騎打ちで破っているので、かなり強いといえます。
ただし、倒すときにはカミーユの力を借りた上、ハマーンも最初から討たれるつもりだった感があります。
土壇場で発揮する、巨大な自分の幻影を可視化するレベルのNT能力は、宇宙を超えてジュドーをサポートするカミーユに次ぐ強さでしょうか。土壇場限定ですし、MS操縦技能にカテゴライズしづらいところではあります。
コウ・ウラキ
実戦経験のない新米パイロットが、試作機の性能を引き出して超エースパイロット級の成果をあげ、最終的には巨大なデンドロビウムを操り、ジオン側エースのガトーと渡り合います。それでも勝てません。
ガトーや他の主人公キャラが強すぎるのであって、彼もまた非凡です。
NT能力による回避・命中補正なしでの成果なので、成長スピードそのものは特級といえます。
必死な形相で激戦を繰り広げる描写は、歴代主人公の中でも随一です。
ウッソ・エヴィン
物語当時13歳で、歴代最年少の主人公です。
周囲の大人から「スペシャルなんだ」という評価を受けています。
幼少期からパイロット訓練を受けていた点が、他のNT主人公と異なります。
類まれな才能・戦果に自惚れず目上に対して素直な性格、一貫してシャクティ第一の行動、時折見せる子供らしさ…。
なんというか、彼は比較できない「スペシャル」な存在です。
シーブック・アノー(キンケドゥ)
キンケドゥ時点でのMSによる格闘戦については、アムロに匹敵するかもしれません。
AIの進化によるところかもしれませんが、数々のマンガ的アナログな武器を使いこなす技量は見事です(原作はマンガですが)。
キンケドゥ時点では主人公ではないので、シーブック限定で見ても、素人の学生がF91を乗りこなし、数日で巨大MAラフレシアを落とす奇跡の成長力を持っています。
時代背景も当人の戦い方もあるでしょうが、ファンネル/ビット系を自分が操っての戦いはなく、かつビットには苦戦しているので、遠距離戦を含めるならアムロが確実に上でしょう。
アムロはブラウ・ブロの有線ビットのようなオールレンジ攻撃に初見で対応し、それどころか撃ち落としています。
トビア・アロナクス
ニュータイプを特別視するのを嫌悪し、「俺は人間だ、人間でたくさんだ!」と叫ぶトビア少年です。
エースの立場はキンケドゥに譲っていましたが、短期間でNT能力を開花させ、敵のビットを撃ち落としたのを見れば、実力はせめぎ合っていたとも思えます。
ロラン・セアック
宇宙世紀ガンダム史上、最も涼しい顔でガンダムを乗りこなす少年です。
おそらく純粋に実力でいったら、他の主人公には負けるでしょう。
というのも、MSによる戦争が常態化していない時代であり、本気で戦争を前提とした敵はおらず、戦いも私闘に近いものでした。
なので他の主人公と同様の経験を積んだらどうなったかまでは、劇中からはわかりません。
また「戦闘」ではなく「決闘」であれば、また話が違ってくる可能性もあります。
他の人間には使いこなせない、しかも長年地中に埋まってメンテナンスも十分でないガンダムの能力を次々に引き出すのですから、相当な潜在能力があったと思われます。
NT能力は、劇中では確認できません。
最強パイロットはだれかの結論
- アムロ 神
- カミーユ なんでもありのニュータイプ
- ジュドー 土壇場の爆発力
- コウ 不遇の非凡
- ウッソ スペシャルなんだ
- シーブック 10日で完全マスター
- トビア 底力レベルMAX
- ロラン 好青年
パイロットとしての総合力では、やはりアムロが頭一つ抜けています。操縦技術、戦術判断、オールレンジ攻撃への対応力、どれをとっても他の主人公を上回る実績があります。ただし、カミーユやジュドーのNT能力が本気で発揮された場面では、純粋な実力比較を超えた次元の戦いになるため、単純なランキングにはなじまない面もあります。
それぞれの主人公には、それぞれの「最強」があるといえるでしょう。
